治療しても病気が治りにくい人治りやすい人、その違いはすべてに共通

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毎日毎日患者さんを診てきて思うことがあります。慢性的な疾患の場合,十年、二十年、三十年とずっと具合が悪く全然治らないで過ごしてきた方が多いのですが、比較的早く良くなる方と長引く方がいるんですね。症状の状態が違うなら軽症の患者ほど早く良くなるのは当たり前のことですが、同じような症状でも早く良くなる人時間がかかる人がいるんです。

その違いは何かというと、我が強く、プライドが高く、自己流な人です。慢性的な病気は生活習慣が原因の場合が多いのですが、いくら因果関係や原因を説明して、対処療法ではない根本治療を行ったとしても、自分の考え,つまり自己流で勝手なことをしてしまう患者さんはなかなか良くならないケースが多いですね。自己流で間違ったこと,やっては行けないこと、逆効果なことをしたら、治りが遅くなるのは当然のことです。性格的になかなか出来ないという人は、考え方を変えるしかありません。性格を変えることは難しいですが、考え方は自分で本当に気づけば変えられます。病気になるということは生き方で何かが間違っていたからなる訳で、自分で原因が分からないことが多いのです。自分ではよかれと思ってやっていたことが原因のケースも多いんです。

生活習慣は毎日のこと,日常のこと、どう考えて何を行動するかの積み重ねなんです。考え方は大事です。例えば、親、祖父母、などの考え方によって病気になる人も多いんです。親からの教えとして怠けてはいけないというしつけをされてきた人なんかは、とにかく休むことはいけないことと思ってしまうのです。中にはベットや布団で寝ることは怠けている、机に向かっているいちに気づいたらそのまま寝てしまう床までやらないと怠けていると言う人もいます。

病気になったのは気合いが足りないからだ、がんばること,挑戦することで克服できると思っている人もいます。病は気から。ということもケースによっては確かにありますが、やる気を起こすためのホルモンや神経伝達物質や、機能が低下してしまっていれば、自分の意志に関係なく、なにも出来なかったり、やる気自体が起きないのです。だから自分の気合いとか、怠けているとか、関係ないんです。そういう状態ではがんばる意味がないどころか無理して何かやることで悪化してしまうことも多いんです。

例えば、プロ野球のピッチャーが肩を壊して手術を受ける場合がありますが、周りの期待や、自分のプライドやいろんなことで焦りますよね。早く復帰しないといけないんだ。なんとかしなくてはと無理をしてまだ休まなければいけない状態なのに、練習をしてしまい、悪化してしまい、復帰が遅れたり、再起不能になったりということと似ているのかもしれませんね。

とにかく、自分が信頼のおける専門家の指導を受けて、きちんとそれを守ることが大事です。ビジネスでもスポーツでも同じですよね。素人が自己流でやってもなかなかうまくいきませんよね。最初は指導を受けながら覚えていく訳です。何でも同じだし当たり前のことなんです。

生きてればいろいろあるでしょ、そりゃね。その時にどう考えて,どう行動するかが大事だと思います。昔はこんなにすごかったとか、過去はもう過ぎてしまっていることですよね。昔はこんなに健康だったのに、なんでこんなになってしまったのかといつもいつも考えている人はストレスだらけですよね。そりゃいざ最悪の事態が起きたらそんなことは言っていられないというのも分かりますがあえて言います。健康にしてもお金にしても、家庭のことにしてもいろいろあるのが当たり前でしょ。当たり前です。その時にどう考えるかです。良い時と比べるのではなく、今時分が置かれている状況を認めること,受け入れること、そこからどうするかを考えればいいんです。いつまでも現実を受け入れられないと正しい判断が出来ないんです。わかりますか。切り替えるんです。

ビジネスの世界でもスポーツの世界でも同じではないでしょうか。強いものが生き残るのでも,賢いものが生き残るのでもない、変化に対応するものだけが生き残るのだ。といろんな分野でも言われてますよね。

なので、まず、焦らず、今の状況や状態を受け入れて自己流にならず謙虚に学ぶ姿勢が大事だと思います。素直さは大事ですよ、なんでも。

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石川善光
統合自然医科学インテグラシー創始者
化粧品会社の研究室に勤務後、肌と内蔵やホルモンなどカラダのつながりに気づき、カラダのつながりから診る医学の必要性を感じ渡英し、自然医学を学ぶ。英国王室御用達のヘルスファームで活躍。17年かけて自然医科学を統合したインテグラシーを発表。30年近く健康とエイジングの専門家として草分け的存在。
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